東洋医学(Oriental medicine)を発見しましょう!
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「東洋医学=昔の民間療法」でしょうか?

ウソです。
現代版にアップデートされています。
経験や伝承に基づく民間療法とは異なり、東洋医学は、長い歴史と独自の理論体系を持ち、古くから医学書にも掲載されています。
現在では、漢方薬の薬理学的効果も証明されています。

「気」とか「経絡」とか、どうもオカルト臭がするような?

ウソです。
見えないけど「あるもの」として扱うのが東洋医学流ですね。
「気=力ラダのエネルギー」、「経絡=気血のネットワーク」と考えます。
気は、自律神経の働きや免疫力に関与していることが裏付けられていることがわかっています。

東洋医学って効果を感じるまで時間がかかりそう?

ウソです。
漢方薬の服用直後や施術直後に効果を感じることもありますよ。
もちろん、体質改善などじっくりと心身を整える領域も得意ですが、鍼灸で肩こりが軽くなったり、風邪のひき始めに飲む葛根湯がひと晩で効くこともあります。

東洋医学って高齢者向けなのでは?

ウソです。
老人20~50代の「なんとなく不調」にも役立ちます。
生理痛やPMS(月経前症候群)、冷え、不眠、ストレス、自律神経の乱れなど20~50代の「なんとなく不調」の緩和や体質改善も得意ですよ!

普段利用する調剤薬局は複数あった方がよいのでしょうか?。それとも、できるだけ同じ薬局を利用した方がよいのでしょうか?

持病や薬のアレルギーがある方や禁忌がある人、複数の病院に通院している人などは、できるだけ同じ薬局で管理してもらう方がよいですね。
かかりつけ薬局を決めておくことをおすすめします。
理由は、薬の重複や相互作用などの管理、検査値の変化も確認しやすく、各病院との連携も円滑にでき、手厚い管理をしてもらえるためです。
複数の薬局にかかっていると、現在はお薬手帳しか服用歴を確認する方法がなく、薬のアレルギーや副作用が出たことのある薬などは聞き取りでしか管理できません。
そのため、リスクがある人はかかりつけ薬局をつくることを推奨します。
リスクがない人で、たまに風邪程度でもらう薬などは、どこでもらってもあまり問題ありません。

一般の調剤薬局、調剤薬局を併設するドラッグストアを選ぶ際の基準はありますか?

重要視する点で選ぶといいでしょう。まずは、利便性です。
買い物ついでや外出先で受け取りたい人や、夜間や休日に受け取りたい人はドラッグストアがおすすめです。
LINEやFAXなどで処方箋を送って後で薬を取りに行く場合は、近所の一般調剤薬局がいいでしょう。
次に、丁寧な対応や継続的な管理を希望するかどうかです。この場合は、地域密着型の一般の調剤薬局がおすすめです。
薬を自宅に届けてもらう在宅業務を希望する場合も、地域によっては一般の調剤薬局がいいでしょう。

一般の薬局、調剤薬局を併設するドラッグストアのそれぞれのメリット、デメリットについて、教えてください?

一般の薬局のメリットは『待ち時間が比較的短い』『自宅近くにあるため後で取りに行くなどの利便性がある』『どこの病院の処方箋も対応可能』『かかりつけ薬局にしやすい』『地域密着型のためさまざまな健康相談ができる』『家族全体の健康管理の相談がしやすい』『個別対応が丁寧』『体調が悪くても落ち着いて対応が受けられる』『特定の医療機関の近くならより連携しやすい』『自宅に薬を届けてくれる在宅業務にも重点を置いている』が挙げられます。
デメリットとしては『特殊な薬の在庫がない場合がある』『日用品などを同時に購入できない』『サプリメントなどの品ぞろえが少ない』『営業時間に限りがある』『仕事帰りや外出先で利用しづらい』といったことが挙げられます。
一方、調剤薬局を併設するドラッグストアのメリットは『待ち時間に日用品などの買い物ができる』『祝日や日曜日、夜間など営業時間が長い場合が多い』『仕事帰りや外出先でも利用しやすい』『健康食品やサプリメントなど多くの商品を扱っているためその相談もしやすい』といったことが挙げられます。
デメリットとしては『一般調剤薬局より患者ごとの対応に時間が取れない場合がある』『調剤専門の場所ではないため、体調が悪い人は落ち着いて利用しにくい』『特定の医療機関との連携に時間がかかることがある』『特殊な薬の在庫がない場合がある』『在宅業務の対応は調剤薬局に比べてまだ少ない』などが挙げられます

漢方薬と西洋薬との違いは何?

西洋薬は特定の病気や症状を治療する薬、漢方薬は1つの処方で複数の効果が期待できる薬です。
西洋薬のほとんどは単一成分で、1つの症状に対して1つの薬を投与します。
このため、特定の症状を持つ人なら誰にでも同じような効果が期待でき、投与されてから比較的早く効くということが特徴です。
しかしながら、いくつもの病気が重なって症状が複雑になると、薬の種類も多くなりがちです。
一方、漢方薬は複数の生薬を組み合わせた薬ですが、1つの生薬にもたくさんの成分が含まれていますから、漢方薬の1剤あたりの構成成分は西洋薬に比べて多くなります。
この「組み合わせの妙」により、1つの処方で複数の症状に対する効果が期待できるのです。
例えば、月経不順のために処方され.た漢方薬を飲み始めたら、冷え症や便秘まで改善したといラことも多く、西洋薬にはない全身作用があるのも漢方薬の特徴です。
西洋薬では同じ病気には同じ薬が処方されることがほとんどですが、漢方薬は同じ病気でも、ひとりひとりの体質や状態などに合わせて処方が決められます。

漢方薬って高いイメージがあるけどいくらくらいなの?

医療機関で処方されるA医療用漢方製剤の多くは健康保険が適用されます。
漢方薬による治療は長期間にわたって飲み続けるケースも少なくありませんので、薬代など医療費が高くては困ると思っている人もいるかもしれません。
しかし、現在、日本では148種類の医療用漢方製剤に健康保険が適用されていますので、保険医療機関で処方された漢方薬の多くは健康保険が適用されます。
初診時は2週間分ほど処方されることが多く、検査や処置などの診療内容や処方内容などによって料金は変わってきます。
そのため、あくまでも目安ですが、1種類の漢方薬を2週間分処方され、自己負担3割の場合の薬代は、漢方薬の種類やメーカーにより差はありますが、2週間でおよそ200円~2000円程度となっています。
ただし、診察料とは別に予約料が必要なところや、すべて自由診療の医療機関もあウますので、事前の確認を忘れずにしましょう。

「第三類医薬品」よりも「第二類医薬品」を選んだ方が早く治りますか? 小さい方の薬を選んだ方がいいですか?」

ご注意を。分類は「効果の強さ」ではなく「リスクの程度」によるものです
結論から言うと、数字が小さいからといって、必ずしも効果が高い、あるいは早く治るというわけではありません。一般用医薬品の「第○類」という分類は、その薬に含まれる成分の副作用や飲み合わせなどのリスクの程度に基づいて分けられているからです。
具体的には、以下のように分類されています。
・第一類医薬品:一般用医薬品としての使用実績が少なく、特に注意が必要なものや、副作用のリスクが高いもの。
・第二類医薬品:副作用や相互作用などの項目で、安全性に注意を要するもの。
・第三類医薬品:日常生活に支障を来すほどの副作用の恐れは少ないが、身体の変調を来す可能性があるもの。

OTC医薬品このように、数字が小さいものほど「より慎重な取扱いが必要な成分」を含んでいることを示しています。
例えば、第三類に分類されるビタミン剤と、第二類の風邪薬を「効果」で単純に比較することはできません。
大切なのは数字の大小ではなく、自分の症状に合った成分が含まれているかどうかです。
判断に迷う場合は、薬剤師や登録販売者に相談して、適切な薬を選択するようにしましょう。

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7つのキーワードで紐解く漢方(中医学)の基礎知識とは?

先人から伝わる、漢方(中医学)の基礎知識。
漢方の源流となり、漢方薬の処方を左右するのが、古代中国で生まれた中医学の伝統的な考え方です。
MRIなどテクノロジーの影も形もない時代、先人が知恵を絞り、カラダや病気を理解するために築き上げた偉大なロジックだ。

漢方薬の生薬成分の薬効が科学的に証明されつつあるように、こうしたロジックが西洋医学にはない漢方独自のチカラの源泉となっていることもわかってきた。

今回はそこから7つの基本理論をピックアップ。できるだけ優しく解説していこう。
二人の対話から、漢方の奥深い世界を理解する扉がいま開かれる!

1.陰陽|「良し悪し」ではなく二極のタイプ。
陰陽

陰陽漢方医学(中医学)の基本のキ。同じ人に陰陽が共存する場合、均衡も大事。陰証にはや、陽証にはやといった生薬を用いる。
中医学先生:
風邪をひくとどうなる?
あなた:
先生、いきなりですねぇ。毎度熱が出て汗を一杯かきます。

中医学先生:
典型的な「陽証」ね。
あなた:
それっていいんですか?

中医学先生:
良し悪しじゃないの。ウイルスやストレスなど外からの要因への反応は人によって異なる。たとえば、風邪をひいて熱が出やすいのが「陽証」、熱はあまり出なくてだるさを感じるのが「陰証」。どちらのタイプかで漢方の処方は変わるのよ。
あなた:
古代中国では、万物を対極的な2つの因子で二元論的に捉える。そのベースが陰陽ですね。

中医学先生:
意外と詳しいじゃん。
あなた:
いまスマホで調べました。病気になって慌てないように、日頃何に気を付けるべきですか。

中医学先生:
君のような陽証は熱が溜まりやすいから、暴飲暴食しないこと。高血圧、糖尿病にも注意。
あなた:
陰証は?

中医学先生:
筋肉が落ちないように肉も魚もモリモリ食べて、活動的に過ごしてほしい。高齢者はとくに。
あなた:
【陰証】寒がりで体温が低い、非活動的、顔色が青い、温かい飲み物を好む。
【陽証】暑がりで体温が高い、活動的、顔色が赤い、喉が渇きやすく冷たい飲み物を好む。

2.虚実|不足している状態と、過剰な状態。
虚実
虚は補い、実はする(取り去る)ことを「補虚瀉実」という。補うにはや、瀉するにはやなどが処方される。

虚実あなた:
虚実も二元論っすね。痩せ細って元気がないのが虚、筋骨隆々でパワフルなのが実とか?
中医学先生:
普通はそう考えるわよね。虚実を別の尺度と考えるか、それとも同じ尺度の両極と考えるかで違うの。体力の有無で捉える君の考え方は後者。江戸時代から昭和初期までは主流だった。

あなた:
時代とともに漢方理論もビミョーに変わるんですね。
中医学先生:
虚実を別の尺度と考えると、虚は何かを補わないといけない状態であり、実は過剰なものを取り去るべき状態。こっちが伝統的で正当的な解釈ね。

あなた:
どちらの解釈が正解?
中医学先生:
短時間でパッと漢方薬を処方したいなら同じ尺度の両極と見た方が簡単だけど、本来は違う尺度で捉えるべきかなぁ。

あなた:
「人は見かけが9割」とかいうけれど、何事も見かけだけでは判断できないですよねえ。
中医学先生:
ただ違う尺度で捉えると、虚の中にも実があったり、実の中にも虚が混じっていたりする。人体を複雑なものと理解しているから、あえてそう考えるの。

あなた:
ふー。一筋縄ではいかないや。
【虚証】足りない部分を補うべき状態。
【実証】過剰な部分をカットするべき状態。

3.表裏|病気が起こっている場所。
表裏
表裏果物に喩えると病気が果皮に留まるのが表証、果肉に及ぶのが裏証。表証は発熱、悪寒、頭痛など、裏証は便秘、下痢などが起こる。
中医学先生:
君が知っている漢方薬は?
あなた:
葛根湯ですかね。風邪をひくと発熱するので、ひき始めに発熱発汗を抑えるために飲みます。

中医学先生:
病気が「表」の段階に留まるうちに、早く手が打てたら回復しやすい。葛根湯はそのための漢方薬の代表ね。
あなた:
表って表面ということ?

中医学先生:
皮膚、皮下組織、筋肉などね。表裏とは、病気が起こっている場所を指す言葉です。
あなた:
裏はその奥ってことですね。

中医学先生:
その通り。表の奥の深部が「裏」。臓器のことね。
あなた:
病気が表より深いところを侵す前に先手を打つ。“病膏肓に入る”となったらヤバいから。

中医学先生:
難しい言葉を知っているのね。膏は胸の下、肓は横隔膜のことだから、まさしく裏ね。
あなた:
風邪を放っておくと好物も食べられないほど食欲が失せたり、お腹を下したりして内臓トラブルに発展しますよね。それが裏か。漢方は表にも裏にも効く?

中医学先生:
表の段階と裏の段階で処方される漢方薬は変わる。両者の中間の半表半裏証もあるのよ。
【表証】皮膚、皮下組織、筋肉、関節などカラダの表面に変化が表れている状況。
【裏証】表よりも深い内臓などに変化が表れている状況。

4.寒熱|病気によるカラダの変化。
寒熱
熱寒寒証を温めることを「補養散寒」といい、附子、、といった生薬が用いられる。陽証を冷ますことを「清熱」といい、黄連、などの生薬が処方される。

あなた:
次は「寒熱」です。ざっと調べると、寒けがするのが「寒」、火照った感じがするのが「熱」とあります。これって「陰陽」と似ていませんか。
中医学先生:
似ているけど、違うものなの。陰陽が外的な要因に対するヒトの反応だとしたら、寒熱は病変もしくは病気によるカラダの変化の性質を表している。

あなた:
体温は関係ないんですね。
中医学先生:
そうね。現代的に言うと新陳代謝が落ちるのが「寒証」、その反対が「熱証」というイメージかな。自覚的には寒証は寒さを感じるし、熱証は火照った感じがするけれど、あくまで感覚的で体温とは別の話。

あなた:
処方はどう変わるんですか?
中医学先生:
質問がなかなか専門的になってきたわね。寒証には温める生薬、熱証には冷やす生薬を処方するのが基本方針よ。

あなた:
意外にシンプルですね。
中医学先生:
でもね、寒証と熱証が混在することも多い。上半身には熱があるのに、下半身には寒があったりするのはザラです。

あなた:
「あなたは寒証だから温めましょう」と決めつけると、逆効果になることもあり得ますね。
【寒証】蒼白、冷感、四肢・腰背部の寒気など。
【熱証】充血・紅潮、熱感、胸焼け・口臭など。

5.気血水|構造と機能を保つ3要素。
気血水
気血水気血水は、人体の構造と機能を保つのに不可欠な3要素。漢方では、気血水が過不足なく、滞りなく、なおかつ関連して巡っているのが健全な状態と捉えている。

あなた:
これはググらなくても何となくわかります。気が生体エネルギー、血が血液、水はリンパ液などの血液以外の体液ですね。
中医学先生:
大正解!

あなた:
ただ血と水はわかるんですが、気ってナゾ過ぎる。エネルギーって目には見えないし。
中医学先生:
じゃあ、聞くけど、血や水が体内を巡っているのはなぜ?

あなた:
それは心臓や筋肉が頑張って動いているからでしょ。
中医学先生:
なら心臓や筋肉が動けるのは?

あなた:
それは細胞がエネルギーを作るから……。あ、エネルギーだ。
中医学先生:
でしょ。血水はカラダの構造を保つのに不可欠だけど、それを機能させるには気が必要ってこと。構造なくして機能なし、機能なくして構造なし。

あなた:
名言出た!
中医学先生:
だから気血水はバラバラに捉えるのではなく、三位一体で考えてほしい。患者さんには「私、気が足りない“気虚”なんです」っておっしゃる方もいるけど、その背景に気以外の血水の異変が隠れているかもしれない。

あなた:
筋トレ、有酸素、休養のように3つでワンセットなんですね。
【気】生命を生き生き機能させるエネルギー。
【血】血液。
【水】血液以外のリンパ液などの体液。

6.五臓|5要素で万物はなり、関連する。
五臓
五行万物は「木・火・土・金・水」の5要素からなり、「相性相剋」の関係で互いに影響。肝は「木」、心は「火」、脾は「土」、肺は「金」、腎は「水」に属する。

中医学先生:
五臓も聞いたことあるでしょ。
あなた:
五臓六腑の五臓ですね。

中医学先生:
ベースは「木・火・土・金・水」の5要素で万物はなり、関連するという思想。五行説ね。
あなた:
それを「肝・心・脾・肺・腎」の五臓に当てはめた。でも、肝=肝臓じゃないんですよね。

中医学先生:
人体の機能を5つに分類した五臓が先にあり、のちに解剖で臓器の働きを個別に見られるようになり、「肝・心・脾・肺・腎」の漢字を当てはめたの。
あなた:
だからややこしいのか。そのうえ五臓には相互関係がある。

中医学先生:
たとえば、肝は心を養い、心は脾を養う。これを「相生関係」というの。いわば母子関係。
あなた:
確かに母は子を養います。

中医学先生:
それと対照的に、相手を弱める「相剋関係」もある。肝は脾を弱め、腎は心を弱める。
あなた:
複雑だなぁ。

中医学先生:
そこが利点。心自体にアプローチしてダメなら相生関係の肝を盛んにする手もあるし、相剋関係にある腎を抑える手もある。
あなた:
引き出しが多いのが強みっすね。
【肝】感情や自律神経に関わる。
【心】精神、意識、血の循環を司る。
【脾】消化吸収を司り、気血水を作る。
【肺】気と呼吸をコントロールする。
【腎】成長や発育を左右する。

7.証|漢方的に下した診断結果。

八綱分類「望診」「聞診」「問診」「切診」の「四診」で得られた情報で陰・陽・虚・実・表・裏・寒・熱の8つに分類し、病気や不調を分析することを「八綱弁証」という。

あなた:
最後は「証」。ラスボスです。
中医学先生:
これまで語ってきた多彩な視点から患者さんを捉えた末、漢方的に下した診断結果ね。

あなた:
僕が風邪をひいたとき、葛根湯がよく効くとしたら……。
中医学先生:
それは「葛根湯証」というの。

あなた:
「〇〇が効く人」という意味?
中医学先生:
そう捉えてOK。証というと必ず治療と結びつきます。

あなた:
患者側が素人考えで勝手に決めつけちゃいけないのかぁ。
中医学先生:
患者だけじゃない。「あなたは気虚だから、このお薬ね」というセンセーにも要注意。

あなた:
どうしてですか?
中医学先生:
“気虚”は気血水の気が足りないという意味だけど、証は気血水だけでは判断できない。

あなた:
そうか。陰陽、虚実、表裏、寒熱などの視点でクロスチェックしないと、一人ひとりに合った診断・治療は望めませんね。
中医学先生:
しかも体調は毎日変わるし、ストレスなどに対する反応も時間経過とともに変化する。

あなた:
僕もずっと葛根湯証なままでない可能性があるのか。漢方に少し詳しくなった今日の僕は、昨日の僕とは違いますからね。
中医学先生:
漢方は臨機応変で深淵なのよ。
【証】あな総合的診断結果。

漢方薬は、どうして効くの?

漢方は、2千年以上の医学としての長い歴史がありますね!。
その実績と理論によって、症状に効く「生薬」の組み合わせが確立していますよ。
漢方の働きは、不足を補い(虚)、巡りを良くし(実)、不要なものを出す(瀉)ことで、不調の原因を根こそぎ取り除いてくれるのです。

漢方薬の治療を受けるとき患者が気をつけることは?

口症状の変化があれば小さなことでも必ず医師に伝えましょう。

漢方医学では、患者の自覚症状と経過観察をたいへん重視します。
治療を始めてから症状に変化があったときは、どんなに小さなことでも医師に伝えるようにしましよう。
診察症状の変化に合わせ、漢方薬を変えながら改善を目指すことが漢方治療の基本です。
そのため、最初だけ診察を受け、2回目以降は薬だけを取りに来るのは好ましい治療の受け方とはいえません。
また、慢性疾患では、漢方治療を長<続ける必要があります。
その場合、患者は長期的な視野で治療をとらえ、時々刻々と変化する症状に動じることな<、治療を続けていく根気が求められます。
さらに、漢方では食養生も重視するので、食生活を含めた生活環境が回復を左右することも忘れてはなりません。

漢方薬に向いているのはどんな人?

ちょっとした不調や原因不明の不調のある人に

本来、人のからだには自然治癒力が備わっています。

無理をしなければ改善されるはずですが、仕事や家事などで無理をせざるを得なかったり、心身両面でストレスが続いたりすると、自然治癒力が発揮されないこともあります。

そんなときに、不足している自然治癒力を補い、細かなメンテナンスをしてくれるのが漢方薬です。

風邪それほどひどくないけれど不調がある、検査をしても原因のわからない症状に悩まされている、西洋薬を用いても効果が感じられずすっきりしない、あるいは副作用で西洋薬を飲むことができないという人には、漢方薬が向いているといえるでしょう。

長く飲み続けないと効かないんでしょ?

漢方の基本は、自分の体質に合った漢方薬を長く飲み続けることで、じっくり体質改善を図るというものですね。

急な症状には西洋薬に頼りがちですが、即効性のある漢方もあります。

例えば、風邪のひきはじめには「葛根湯」、足のつりやこむら返りには「芍薬甘草湯」、二日酔いや車酔いには「五苓散」などです。

天然の生薬から成る漢方薬は、西洋薬より副作用も少ないのがメリットです。急な症状でも漢方薬を使ってみましょう。

ただし「芍薬甘草湯」は含まれている甘草の量が多く、長期服用の場合は副作用に対する注意が必要ですよ!。漢方薬

エキス剤と煎じ薬の違い?

エキス剤と煎じ薬扱いやすさや保存期間、有効成分の量などそれぞれにメリット・デメリット

漢方薬には、エキス剤(穎粒・錠剤・カプセル)、煎じ薬のほかに、丸薬(生薬をはちみつで練ったもの)、散薬(粉薬)、軟膏などがあります。

基本となるのは煎じ薬で、1日分をできれば毎日煎じ、2~3回に分けて1日で飲み切ります。

煎じる手間などを考えると、抵抗を感じる人も多く、最近はエキス剤の処方が多くなっています。

エキス剤には服用しやすく、保存期間が長いなどの利点があります。

症状が強い場合や長期間続いている場合などには、煎じ薬がすすめられます。症状が改善されてきたら、エキス剤に切り替えることもできます。また、なかには煎じ薬のみでエキス剤がない漢方薬もあります。

薬局「多めの水で薬を飲んでください」の理由とは?

少ない水で飲むと副作用のリスクもあります。
薬の飲み方処方された薬を病院や薬局などで受け取る際、「水を多めに飲んでください」と伝えられることがあります。
「どうしてなんだろう…」とギモンに思ったことはありませんか?
少ない水分で錠剤を飲む→喉から食道で薬が張り付く恐れも…
水を指につけ、少し湿った状態で錠剤に触ると「ピタッ」とくっついてしまいました。
実際に少ない水分で錠剤を飲むと、「喉から食道にかけて薬が張り付きやすくなってしまう」と言えます。
張り付いた部分で薬が溶け出してまうと、「食道炎」などの副作用が起きたり、薬の効果が十分に発揮されなかったりする可能性もありますよ!。
薬を飲むときは、「お水で口を潤わせておく」のが良いです。
そうすることで、喉に張り付きにくくなります。

漢方薬を食前や食間に飲むのはどうして?

漢方薬の効き目を引き出し副作用を防ぐためです。
漢方薬の成分の多くは、腸内細菌によって吸収されやすい形に変えられて効果を発揮するため、空腹時に飲む方が速やかに腸内細菌のいる場所に到達できるのです。
これに加え、生薬の副作用や食べ物の影響などを防ぐためにも、空腹時がよいとされています。

食前と食間
ここでいう食前とは食事の30分ほど前、食間とは食事の最中ではなく、食事と食事の間、つまり食後2~3時間を経過した頃を指します。
飲むのは水か白湯がベストですね。
お茶やジュース、牛乳などは、薬の吸収を妨げたり、成分に影響を与えたりすることもありますので要注意です。
風邪薬などはお湯に溶かして飲むことで、漢方薬の成分が粘膜に直接作用することなども期待できます。
もしも飲み忘れてしまったら、自分の判断で次にまとめて飲んでしまったりせずに、食後に飲んでもよいでしょう。
胃腸が弱い方には食後に飲むよう指示される場合もあり、医師に指示された分量を、なるべく決まった時間に飲むことが大切です。
服薬後、胃がムカムカするなど、何か気になる症状が出てきたら、すぐに服用を中止して、医師か薬剤師に相談するようにしましょうね。

ひざ痛を和らげる4つのセルフケアとは?

なかなか痛みがとれず歩くのがつらい… ひざ痛を和らげる4つのセルフケア|更年期の新習慣「漢方」Q&A(70)
2021/11/23

膝痛とにかくカッとなり声を荒立ててしまう、イライラした後に落込む、急に顔が熱くなったり、汗が止まらなかったり、どうしてこんなに頭が痛いの? など、30~40代の「プレ更年期」や、40~50代の「更年期」の女性には、自分ではどうにもならない不調があらわれることがあります。
実は、その不調には漢方がよく効くことをご存知でしたか? 私の不調にも漢方が効くのか知りたい! どうすれば根本解消できるの? そんな女性たちの疑問に漢方の専門家が解説します。
第70回のテーマは、「ひざ痛」です。医師の木村眞樹子さんに教えてもらいました。
ひざ痛がつらいのに、家族に理解されず苦しい
芳子さん 53歳女性 パートの方からご質問をいただきました。
「50歳になったころから、ひざの痛みに悩んでいます。もともと背が高く体重も人より重めです。サポーターを使ったり、靴を変えたり、カイロプラティックに通うなどいろいろ試していますが、どれもあまり効果を感じません。
ひざ痛があると、何をするにも億劫です。愛犬の散歩や食事作りを80代の義母に頼まざるを得ないのですが、義母は高齢なのにとても元気で、私のつらさを理解してくれません。それどころか、『病は気から!』『働かざる者食うべからず!』などと悪口を言われれるようになりました。
まだ53歳なのにひざ痛で動けないなんてとてもつらく、悲しいです。急なひざの痛みを改善する方法はあるのでしょうか? 」
ご質問ありがとうございます。ひざ痛の症状は歩きづらいだけでなくストレスも溜まるので、精神的にもつらいですよね。芳子さんの場合、それがご家族との軋轢の一因にもなっているようです。
実はそのひざ痛は、更年期が原因の可能性があります。今回は、ひざ痛の原因と簡単に行えるセルフケアについて解説します。
ひざ痛は更年期のエストロゲンの減少が原因
更年期を迎えると、体に様々な変化があらわれますが、「ひざ痛」も代表的な症状のひとつです。
45歳を過ぎたあたりから女性ホルモンの分泌は減少し、閉経へと向かいます。それに伴う体の不調が更年期症状です。
更年期を迎えると女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少します。エストロゲンは関節にとって重要な軟骨の成分であるコラーゲンの生成にも関わっていて、軟骨が不足するとその影響がひざ痛として出てきます。
また、女性の筋肉量の少なさも、ひざに負担をかける原因になります。本来クッションになるはずの筋肉が少ないと、関節の負担も増してしまいます。変形性ひざ関節症にもなりやすく、関節症状で悩む女性は男性に比べ2倍近くにのぼるというデータもあります。階段の昇り降りや立ち上がる瞬間など、足腰に負担がかかる瞬間にひざ痛は自覚しやすく、生活の質に影響を及ぼします。
次は、そんなひざの負担を少しでも和らげて痛みを改善するために役立つセルフケアをご紹介します。
ひざ痛を和らげる4つのセルフケア
更年期の不調の治療法のひとつに、ホルモン補充療法があります。これは、不足しているエストロゲンを薬で補い、ホルモンバランスの乱れを和らげていく方法です。効果もありますが、同時に副作用などのリスクもありますので、通院して治療する必要があります。
ホルモン療法は怖いという方や、通院する時間がないという方には、漢方の考え方によるアプローチがおすすめです。
①関節をしっかり温める
更年期のひざ痛は、関節をしっかり温めることで痛みが和らぐ効果が期待できます。
関節が痛いとき、「温めるのか冷やすのか」という部分で迷う方もいますが、基本的に患部を冷やすのは捻挫や打撲など、急性の場合です。慢性の関節痛の場合は温めましょう。
また、冬場はひざ痛などの関節痛が起こりやすく、冷えによって悪化しやすくなります。なるべく入浴やサポーターをつけて温めるなど、血行を促進することを意識しましょう。
体を温める食材としてはショウガが有名ですが、ゴボウやレンコンなどの他の根菜類も体をポカポカと内側から温めてくれます。根菜は水分が少なく、ビタミンや血液をつくるために必須なミネラルが豊富です。体温を維持するには最適なため、ひざ痛の緩和にもつながります。
②ひざの負担が増す姿勢を避ける
ひざに負担をかける姿勢を避けることで、悪化を防ぎましょう。ひざに悪い姿勢は、正座が挙げられます。
また、和式便器のようなしゃがむ体勢や、無理のあるストレッチもひざにとってはよくありません。
加えて、歩き方についても日常から正しい姿勢を意識しましょう。背筋を伸ばし、おなかを引き締めるのが基本です。あごを引き、歩幅はひざが軽く曲がる程度に。足の着地はかかとから行います。そして、つま先で地面を蹴ります。歩行運動はとても大事です。運動不足を改善することによって、ひざ痛のリスクを減らせます。
③ひざ痛に効くツボを押す
ひざ痛を和らげる効果が期待できるツボは人体に複数あります。ひざ痛を改善するツボを押して、ひざの痛みを改善しましょう。
・内膝眼(ないしつがん)、外膝眼(がいしつがん)
ひざのお皿の下にあるくぼみの部分の内側と外側です。痛みを感じるくらいの強さで3秒くらい押し、3秒休みます。それを3分間繰り返します。
・委中(いちゅう)
ひざの裏側の中央にあります。ひざを少し曲げると押しやすくなります。1日3回程度、お風呂あがりなどに行うといいでしょう。
・梁丘(りょうきゅう)
ひざのお皿の外側の骨から、指3本分ほど上にあるツボです。ひざ痛のほか、胃痛や下痢止めに使われることもあるツボです。
<ツボ押しのポイント>
ツボは強く押しすぎないことが肝心です。からだと心をリラックスさせる働きもあり、日常的に習慣化すると健康維持にも役立ちます。
④漢方薬を飲む
「長年ひざ痛に悩んでいる」
「病院をいろいろと回ったがなかなか改善しない」
「西洋薬には抵抗感がある」
そういったひざ痛の深刻な悩みを抱えている方には、関節痛、神経痛などの治療で医療現場でも使われている漢方薬がおすすめです。自然界に存在する植物や鉱物を組み合わせたものが漢方薬で、西洋薬よりも副作用が少ないことで知られます。
つらさを一時的に和らげごまかすだけの対処療法とは違い、根本的な解決をめざすのが漢方の考え方です。いつまでも症状で悩みたくないという方にとって、救いの手になってくれます。
「面倒な食事療法や運動などを続けるのは嫌」という方も、症状や体質に合う適切な漢方薬を飲むだけなので、あきらめずに続けられます。
<ひざ痛に悩む女性におすすめの漢方薬>
・防已黄耆湯(ぼういおうぎとう):体力が中等度以下の方に用いられる漢方薬です。関節の痛み、むくみなどに処方されます。
・?苡仁湯(よくいにんとう) :体力が中等度くらいの方に向いている漢方薬です。関節痛や神経痛に用いられ、血行促進の効果があります。
漢方薬を選ぶ際には、体質に合うものを選ぶことが大切です。からだに合わない漢方薬は副作用のリスクもあるので、素人知識で選ぶのではなく、きちんと漢方薬の専門家である医師や薬剤師の意見を聞き、選んでもらいましょう。
「漢方薬は高いイメージがある」という方には、医薬品の漢方薬がおすすめです。スマホで楽に相談できる「あんしん漢方」のようなサービスも人気を集めています。
ひざのセルフケアは若いうちから始めましょう
ひざ痛は更年期女性の悩みのひとつですが、今回ご紹介したセルフケアや漢方薬の助けを借り、改善をめざすことができます。なお、漢方薬を服用する場合は、ご自身に合った漢方薬を知るためにも専門家に相談するとよいでしょう。
更年期のうちからきちんとひざを気遣っていれば、老年期に差が出てきます。つらいひざ痛を改善して、ストレスのない過ごしやすい毎日を送りましょう。

普段利用する調剤薬局は複数あった方がよいのでしょうか?。それとも、できるだけ同じ薬局を利用した方がよいのでしょうか?

持病や薬のアレルギーがある方や禁忌がある人、複数の病院に通院している人などは、できるだけ同じ薬局で管理してもらう方がよいですね。
かかりつけ薬局を決めておくことをおすすめします。
理由は、薬の重複や相互作用などの管理、検査値の変化も確認しやすく、各病院との連携も円滑にでき、手厚い管理をしてもらえるためです。
複数の薬局にかかっていると、現在はお薬手帳しか服用歴を確認する方法がなく、薬のアレルギーや副作用が出たことのある薬などは聞き取りでしか管理できません。
そのため、リスクがある人はかかりつけ薬局をつくることを推奨します。
リスクがない人で、たまに風邪程度でもらう薬などは、どこでもらってもあまり問題ありません。

一般の調剤薬局、調剤薬局を併設するドラッグストアを選ぶ際の基準はありますか?

重要視する点で選ぶといいでしょう。まずは、利便性です。
買い物ついでや外出先で受け取りたい人や、夜間や休日に受け取りたい人はドラッグストアがおすすめです。
LINEやFAXなどで処方箋を送って後で薬を取りに行く場合は、近所の一般調剤薬局がいいでしょう。
次に、丁寧な対応や継続的な管理を希望するかどうかです。この場合は、地域密着型の一般の調剤薬局がおすすめです。
薬を自宅に届けてもらう在宅業務を希望する場合も、地域によっては一般の調剤薬局がいいでしょう。

一般の薬局、調剤薬局を併設するドラッグストアのそれぞれのメリット、デメリットについて、教えてください?

一般の薬局のメリットは『待ち時間が比較的短い』『自宅近くにあるため後で取りに行くなどの利便性がある』『どこの病院の処方箋も対応可能』『かかりつけ薬局にしやすい』『地域密着型のためさまざまな健康相談ができる』『家族全体の健康管理の相談がしやすい』『個別対応が丁寧』『体調が悪くても落ち着いて対応が受けられる』『特定の医療機関の近くならより連携しやすい』『自宅に薬を届けてくれる在宅業務にも重点を置いている』が挙げられます。
デメリットとしては『特殊な薬の在庫がない場合がある』『日用品などを同時に購入できない』『サプリメントなどの品ぞろえが少ない』『営業時間に限りがある』『仕事帰りや外出先で利用しづらい』といったことが挙げられます。
一方、調剤薬局を併設するドラッグストアのメリットは『待ち時間に日用品などの買い物ができる』『祝日や日曜日、夜間など営業時間が長い場合が多い』『仕事帰りや外出先でも利用しやすい』『健康食品やサプリメントなど多くの商品を扱っているためその相談もしやすい』といったことが挙げられます。
デメリットとしては『一般調剤薬局より患者ごとの対応に時間が取れない場合がある』『調剤専門の場所ではないため、体調が悪い人は落ち着いて利用しにくい』『特定の医療機関との連携に時間がかかることがある』『特殊な薬の在庫がない場合がある』『在宅業務の対応は調剤薬局に比べてまだ少ない』などが挙げられます

「第三類医薬品」よりも「第二類医薬品」を選んだ方が早く治りますか? 小さい方の薬を選んだ方がいいですか?」

ご注意を。分類は「効果の強さ」ではなく「リスクの程度」によるものです
結論から言うと、数字が小さいからといって、必ずしも効果が高い、あるいは早く治るというわけではありません。一般用医薬品の「第○類」という分類は、その薬に含まれる成分の副作用や飲み合わせなどのリスクの程度に基づいて分けられているからです。
具体的には、以下のように分類されています。
・第一類医薬品:一般用医薬品としての使用実績が少なく、特に注意が必要なものや、副作用のリスクが高いもの。
・第二類医薬品:副作用や相互作用などの項目で、安全性に注意を要するもの。
・第三類医薬品:日常生活に支障を来すほどの副作用の恐れは少ないが、身体の変調を来す可能性があるもの。

OTC医薬品このように、数字が小さいものほど「より慎重な取扱いが必要な成分」を含んでいることを示しています。
例えば、第三類に分類されるビタミン剤と、第二類の風邪薬を「効果」で単純に比較することはできません。
大切なのは数字の大小ではなく、自分の症状に合った成分が含まれているかどうかです。
判断に迷う場合は、薬剤師や登録販売者に相談して、適切な薬を選択するようにしましょう。

市販の漢方薬とお医者さんの漢方薬の違いは?

基本的な構成生薬は、ほぼ同じですが、成分量が異なります。
漢方薬最近は街の薬局でもたくさんの漢方薬が市販されるようになり、自分で選んで簡単に購入できるようになりまLた。
市販の漢方薬でも、例えば「葛根湯」といった薬の名前が同じものなら、基本的な構成生薬はほぼ同じです。
ただし、含まれる成分量は、一部のものを除き、市販品の方が少なめです。
これは薬局で漢方薬を買う人の安全性を考え、少し弱めに設定されているからです。
同様に、医師が処方する漢方薬のなかには、その安全性の観点から市販されていないものもあります。
市販薬と処方薬の最大の違いは、市販品は薬剤師や登録販売者に相談することはできますが症状などから自己判断するのに対し、医療機関では医師の診断によって病状や体質などに合った漢方薬を処方してくれる点です。
風邪には葛根湯が有名ですが、ほかにも麻黄湯、桂枝湯、香蘇敏、小青竜湯、麻杏甘石湯況、麦門冬湯、柴胡桂枝湯など、性格の異なるたくさんの漢方薬のなかから、その時のその方の状態にはどの薬が必要かを判断するのが薬剤師なのです。

漢方薬は専門のお医者さんしか処方できないの?

基本的に医師であれば、誰でも漢方薬を処方することができます。
最近、女性外来や婦人科などを中心に、多くの医師が漢方薬を有効と考えて処方するようになってきました。
したがって、以前に比べると漢方薬について詳しい医師カ牡曽えてきたといえるでしょう。
もし、漢方薬での治療を希望するのであれば、あらかじめそのことを医師に相談してみましょう。
ただし、病気や症状によっては、医師の判断で西洋医学での治療の方が優先されるケースもあります。
漢方薬の有用性が見直されてきた現在、すべての医学部で漢方についての教育が行われています。
そのため、将来的には漢方医学の知識が豊富な医師が現在よりも増加することが見込まれ、これまで西洋医学では有効な治療法が見あたらなかった病気、あるいは病気とはみなされないような症状、例えば、肩こbや冷え症、全身倦怠感といった悩みなどもより相談しやすくなるでしょう。

「東洋医学=昔の民間療法」でしょうか?

ウソです。
現代版にアップデートされています。
経験や伝承に基づく民間療法とは異なり、東洋医学は、長い歴史と独自の理論体系を持ち、古くから医学書にも掲載されています。
現在では、漢方薬の薬理学的効果も証明されています。

「気」とか「経絡」とか、どうもオカルト臭がするような?

ウソです。
見えないけど「あるもの」として扱うのが東洋医学流ですね。
「気=力ラダのエネルギー」、「経絡=気血のネットワーク」と考えます。
気は、自律神経の働きや免疫力に関与していることが裏付けられていることがわかっています。

東洋医学って効果を感じるまで時間がかかりそう?

ウソです。
漢方薬の服用直後や施術直後に効果を感じることもありますよ。
もちろん、体質改善などじっくりと心身を整える領域も得意ですが、鍼灸で肩こりが軽くなったり、風邪のひき始めに飲む葛根湯がひと晩で効くこともあります。

東洋医学って高齢者向けなのでは?

ウソです。
老人20~50代の「なんとなく不調」にも役立ちます。
生理痛やPMS(月経前症候群)、冷え、不眠、ストレス、自律神経の乱れなど20~50代の「なんとなく不調」の緩和や体質改善も得意ですよ!

どのくらいの期間飲むと効果が出るのですか?

急性の病気なら数日、慢性の病気なら2~3ヵ月が目安ですよ。
服用期間「漢方薬はゆっくり効くもの」と思い込んでいる人も多いかもしれません。
ゆっくり効くものばかりではなく、中には急性の病気に対して早く効く、即効性のある漢方薬もあります。
急性の病気の代表格である風邪の場合、「葛根湯」や「桂枝湯」など、病状や体質などにあわせた漢方薬が処方され、服用して数時間程で効果があらわれます。
こうした即効性のある漢方薬を服用した場合、2~3日経っても効果があらわれないようなら、再度医師に相談して漢方薬の変更などをしてもらうといいでしょう。
また慢性的な病気の場合、漢方薬の服用を開始してから2週間ほどで副作用の有無を確認し、問題がなければ1か月ほど続けます。
慢性的な症状を抱えている場合は少し気長に構えて、最低でも2~3か月は続けるつもりでスタートしてください。

漢方薬は、どんな症状に使用がよいですか?

漢方医学は、不調の段階から体質を改善し病気を治すのではなく、病人を治すことを目的とし、症状の改善だけでなく、体質の根本改善にも使われています。

女性ホルモンの乱れによる女性特有の悩みは、いくつもの症状に悩みます。
そのような症状は西洋薬では改善が難しく、漢方薬の得意分野です。
例)PMS、ストレス太り、イライラ、落込み、肌のトラブルなど

また、ストレスが原因となる体の不調に効果を発揮します。
例)ストレスが原因の倦怠感、不眠、勃起不全、抜け毛など

漢方薬と、ハーブや民間薬との違いは?

漢方薬は、漢方医学の理論に基づいて、生薬を組み合わせた医薬品です。
漢方薬の原料である生薬は植物性のものが多いので、料理やお茶として使われるバジルやローズマリーといったハーブや、日本で昔から親しまれてきたドクダミやゲンノショウコといった民間薬などと同じように考えてしまいがちです。ドクダミ
しかしながら、漢方薬は漢方医学の理論に基づいて、原則として2種類以上の生薬を決められた分量で組み合わせて作られたもので、どんな人がどのような場合にどう服用するかなど、細かく条件が決められています。
また、漢方薬はあくまで医薬品ですから、医師か薬剤師が処方するのが原則です。
一方、ハーブや民間薬は、ドクダミの葉のしぼり汁を患部につけると化膿がとれるとか、ゲンノショウコが下痢によく効くなど、昔から経験的に使われてきたいわゆる生活の知恵で、用法・用量なども詳細には決まっておらず、ほとんどの場合は単独で用いられます。
ただし、ハーブや民間薬として使われるものの中には、ミント(薄荷))やハトムギ(ヨクイニン)など、生薬として漢方薬に用いられるものもあります。

漢方薬って苦くて飲みづらいの?

近年、漢方薬も顆粒状で飲みやすいエキス剤が普及していますが、漢方の基本形はやはり「煎じ薬」です。
決められた配合比で組み合わせた生薬を40~50分煎じてつくる煎じ薬は、そのにおいも薬効のひとつです。

煎じ薬は体質や体調によってその味が変わるといわれ、体質に合えば、苦みよりも甘みやおいしさを感じることもあります。

最初は苦く感じても徐々になじんでくる場合もあります。漢方薬を構成する生薬は「生姜(しょうが)」「紫蘇(しそ)」「山根」「蓮根(れんこん)」「山芋(やまいも)」など、身近な野菜や植物からできていることが多いのも特徴です。野菜画像

漢方薬は古い医学ですから現代では通用しますか?

漢方は古代中国で成立したわけですが、一つの優れた点は、宗教から医学を独立させたという点です。それまでは祈祷(きとう)による治療ですから、今でいうプラセポ効果が非常に強いわけですが、これに打ち勝つだけの治療効果をもっていたということです。

なぜ、こんなに古い医学が現代に通用するのかといえば、社会や文化は進歩したけど、生物学的には古代の東洋人も現代人と基本的に変わらないということと、治療に用いられる生薬も、植物、動物、鉱物ですから、その性質は変わっていないということです。

だから昔の治験例も大いに参考になりますし、貴重な臨床経験になっています。

確かに気、血、水とか、陰陽虚実とか、現代の科学知識をもってしては理解不可能な概念もあります。
しかし、これらを作業仮説として理解すれば、現代医学の次のステップとしての治療学を確立するのに役立つわけですから、おおいに利用したいものです。

また、現代の科学水準に照らしてみれば、漢方薬の作用など、かなり当たっているなと考えられることがわかってきました。これからすると、漢方は非科学なのではなくて、未科学なのだということができます。

漢方薬と西洋薬との違いは何?

西洋薬は特定の病気や症状を治療する薬、漢方薬は1つの処方で複数の効果が期待できる薬です。
西洋薬のほとんどは単一成分で、1つの症状に対して1つの薬を投与します。
このため、特定の症状を持つ人なら誰にでも同じような効果が期待でき、投与されてから比較的早く効くということが特徴です。
しかしながら、いくつもの病気が重なって症状が複雑になると、薬の種類も多くなりがちです。
一方、漢方薬は複数の生薬を組み合わせた薬ですが、1つの生薬にもたくさんの成分が含まれていますから、漢方薬の1剤あたりの構成成分は西洋薬に比べて多くなります。
この「組み合わせの妙」により、1つの処方で複数の症状に対する効果が期待できるのです。
例えば、月経不順のために処方され.た漢方薬を飲み始めたら、冷え症や便秘まで改善したといラことも多く、西洋薬にはない全身作用があるのも漢方薬の特徴です。
西洋薬では同じ病気には同じ薬が処方されることがほとんどですが、漢方薬は同じ病気でも、ひとりひとりの体質や状態などに合わせて処方が決められます。

漢方薬って高いイメージがあるけどいくらくらいなの?

医療機関で処方されるA医療用漢方製剤の多くは健康保険が適用されます。
漢方薬による治療は長期間にわたって飲み続けるケースも少なくありませんので、薬代など医療費が高くては困ると思っている人もいるかもしれません。
しかし、現在、日本では148種類の医療用漢方製剤に健康保険が適用されていますので、保険医療機関で処方された漢方薬の多くは健康保険が適用されます。
初診時は2週間分ほど処方されることが多く、検査や処置などの診療内容や処方内容などによって料金は変わってきます。
そのため、あくまでも目安ですが、1種類の漢方薬を2週間分処方され、自己負担3割の場合の薬代は、漢方薬の種類やメーカーにより差はありますが、2週間でおよそ200円~2000円程度となっています。
ただし、診察料とは別に予約料が必要なところや、すべて自由診療の医療機関もあウますので、事前の確認を忘れずにしましょう。

漢方薬はどんな時に効果があるのですか?

特定の病気だけではなく、数値に現れない症状などでも有効です。
入浴西洋医学と漢方医学にはそれぞれに得意な分野があり、病気の原因や病巣がはっきりLているケースは西洋医学向きです。
肺炎などの感染症には抗生物質が有効ですし、腫瘍などの場合にはその部分を摘出手術してしまう方が効果的です。
一方、西洋医学では有効な治療法が見あたらないような病気、あるいは病気とはみなされていないような症状は漢方の得意分野のひとつです。
例えば、肩こりや冷え症、ニキビなどの肌トラブル、全身倦怠感など、漢方の守備範囲は広く、病気の一歩手前のいわゆる「未病」と呼ばれる心身の不調も漢方の出番です。
ただし、漢方医学は西洋医学と違い、「この病気にはこの薬」というように病気そのものに対する治療ではなく、その人の年齢、体質、体力、病気の進み具合などによって治療法が異なり、「ひとりひとりに合わせて処方を決める」のが基本ですね。
まずはお医者さんに相談してみることをおすすめします。

漢方薬をずっと飲み続ける必要はありますか?

ずっと飲み続ける必要はありません。

症状に応じて必要な日数での服用が望ましいと考えています。

本格的な体質改善を目的としている場合には、改善までに数か月かかる場合もあります。
体質が改善されたと感じた場合には一度服用を中止し、季節や生活習慣に合わせて見直し、再度、継続を検討いただければ良いと思います。

漢方薬のメリットは?

病気扱いされにくい症状や、複数の体調不良の改善にも効果があります。
「病院に行くほどではないけれど、なんとなく身体の調子が悪い」ということはよくありがちです。
とくに女性でそういう悩みを抱えている人は多いようです。
ちょっとした不調で病院に行くのは気が引けるものですし、仮に診察を受けて検査をしてみたところで、異常が見つからなければ治療のしょうがないと考えがちです。

不定愁訴
漢方はこうした「不定愁訴」といわれるような、「とりとめのない訴え」を治療することも得意なのです。
西洋医学のようにターゲットを決めて攻撃する治療とは違い、漢方医学では詳しく話を聞きながら、個人個人の体質や状態などを考慮しながら処方を決めていくので、悩みや気になることは遠慮せず相談することが、よりよい治療につながります。
また、病気になる一歩手前の状態、いわゆる「未病」という考え方を持ち、その段階で適切な治療や予防を行うことができることも漢方の大きなメリットです。
重大な病気になったり、症状が深刻になったりする前に、改善の方法を見つけることができれば、あなたの精神的、肉体的な負担は大きく軽減されることになるため、早めの相談を心がけましょう。

漢方薬は何からできているの?

植物などの自然の「生薬」で構成されています。

生薬
漢方薬の成分はすべて自然界に存在する植物や動物、鉱物などを組み合わせたもので、原料となる生薬は5000種類以上あるともいわれています。
生薬として一番多く用いられているのは植物で、身近なものとしては葛の根(葛根)、ミカンの皮(陳皮)、桃の種(桃仁)などがあり、その種類も、使われる部位も実にさまざまです。
動物性のものでは鹿の角(鹿茸〕や、ヒグマの胆汁を乾燥さぜた熊肝といった珍しいものもあります。
これらの生薬を細かく刻んで、澁ぜ合わせ、煎じて飲むというのが、古来から伝わる漢方薬の代表的なスタイルです。
生薬の持つさまざまな作用を複数組み合わせ、調合することで漢方薬の多様な効果が生み出されているのです。
現在、医療機関で医師が処方する「医療用漢方製剤」のほとんどがエキス剤です。
これは従来の煎じ薬を濃縮、乾燥し、顆粒や錠剤などに加工したもので、1回分ずつアルミパック包装され、持ち運びに便利で保存性に優れ、飲みやすいのが特長です。

漢方とはどんなもの?

中国がルーツの伝統医学が日本で発展した日本独自の医学てす。


漢方のルーツは紀元前の中国にさかのぼります。
この伝統的な医学がわが国へ伝わったのは5~6世紀とされています。
長い年月をかけて日本人の体質や、円本の風土などに合うよう改良が積み重ねられ、その薬効や安全性が確かめられてきた円本独自の伝統医学が漢方なのです。
その呼び名がついたのは、江戸時代末期にオランダから人ってきた西洋医学を「蘭方」と呼び、それと区別するために日本の伝統医学を「漢方」としたのが始まりです。
手術や抗生物質に代表されるように、西洋医学が病気の原因となる悪い部分をターゲットに攻撃することが治療の中心であるのに対し、漢方医学は人間が本来持っている自然治癒力を高めて、心身の状態を整えていくことを基本にLている点が大きな違いといえるでしょう。
そのため漢方治療では、その目的となる症状だけでなく、心身全体の調子が良くなっていくといラ嬉しい効果が現れることも多く、検査では異常が見つからないけど、なんとなく調子が悪いといったケースこそ漢方の出番です。
漢方は色々な症状に悩む人類の頼もしい味方なのです。

目の症状で受診したのにお腹を診るのはなぜ?

舌・脈・お腹を診察して最適な治療法を導きます。

漢方医学では、症状を問わず、舌・脈・お腹を丁寧に診察します。これらを舌診・脈診・腹診といいます。
腹診この3つの部位には、体質や心理状態、身体のバランスの乱れなどがよく現れると考えられており、舌診・脈診-腹診が、最適な漢方薬の処方を決める際に重要な役割を果たします。
とりわけ日本では、お腹の筋肉の緊張や圧痛をもとに、最適な薬を選ぶ腹診の技術が江戸時代から体系化され、今日まで脈々と受け継がれています。
また、腹診の特徴として、受けた患者の多くが「気分が落ち着いた、安心した」と感じることが挙げられます。
これは漢方医学の腹診が単なる診察行為ではなく、治療行為でもあることを物語っています。

葛根湯や気中削など、「湯」「散」という漢字がつく漢方薬が多いですが、どんな意味があるのですか?

「湯」はスープ、「散」はパウダーと考えると分かりやすいでしょう。

○○湯という漢方薬の「湯」は、もとはスープという意味です。
料理のスープは食材や調味料などの組み合わせによって独特の味わいや風味が生み出されます。これと同じように、「湯」は煎じることによって様々な生薬のヲレンドの妙味」が引き出されます。湯
一方、○○散という漢方薬の「散」は、パウダーと考えると分かりやすいと思います。漢方薬の中には、煎じると薬効を持つ香りの成分が失われてしまうものがあります。
こうした漢方薬は、薬研(やけん)というすり鉢のような道具で生薬を細かく挽き、パウダー状にするのです。
湯と散のもともとの意味分けは、湯は身体の内部にあるものを洗い流す剤型、散は急病を退散させる頓服薬といわれます。

漢方薬と合成薬(西洋医学の治療薬)の違いについて教えてください

西洋薬は「症状をピンポイントで抑える」のが得意。例えば、熱が出たら解熱剤、咳が出たら咳止めとそれぞれの症状に対応したお薬を処方してくれます。
一方、漢方薬は「全体のバランスを整える」ことを大切にしています。同じ「頭痛」でも、人によって頭痛が起こる原因も体質も違うから、その人に合った処方が必要と考えます。いわば、「いまの自分の状態」全体をケアしてくれるお薬。目的や症状によって使い分けるのが基本です。

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漢方薬と西洋薬との違いは何?

西洋薬は特定の病気や症状を治療する薬、漢方薬は1つの処方で複数の効果が期待できる薬です。
西洋薬のほとんどは単一成分で、1つの症状に対して1つの薬を投与します。
このため、特定の症状を持つ人なら誰にでも同じような効果が期待でき、投与されてから比較的早く効くということが特徴です。
しかしながら、いくつもの病気が重なって症状が複雑になると、薬の種類も多くなりがちです。
一方、漢方薬は複数の生薬を組み合わせた薬ですが、1つの生薬にもたくさんの成分が含まれていますから、漢方薬の1剤あたりの構成成分は西洋薬に比べて多くなります。
この「組み合わせの妙」により、1つの処方で複数の症状に対する効果が期待できるのです。
例えば、月経不順のために処方され.た漢方薬を飲み始めたら、冷え症や便秘まで改善したといラことも多く、西洋薬にはない全身作用があるのも漢方薬の特徴です。
西洋薬では同じ病気には同じ薬が処方されることがほとんどですが、漢方薬は同じ病気でも、ひとりひとりの体質や状態などに合わせて処方が決められます。

「第三類医薬品」よりも「第二類医薬品」を選んだ方が早く治りますか? 小さい方の薬を選んだ方がいいですか?」

ご注意を。分類は「効果の強さ」ではなく「リスクの程度」によるものです
結論から言うと、数字が小さいからといって、必ずしも効果が高い、あるいは早く治るというわけではありません。一般用医薬品の「第○類」という分類は、その薬に含まれる成分の副作用や飲み合わせなどのリスクの程度に基づいて分けられているからです。
具体的には、以下のように分類されています。
・第一類医薬品:一般用医薬品としての使用実績が少なく、特に注意が必要なものや、副作用のリスクが高いもの。
・第二類医薬品:副作用や相互作用などの項目で、安全性に注意を要するもの。
・第三類医薬品:日常生活に支障を来すほどの副作用の恐れは少ないが、身体の変調を来す可能性があるもの。

OTC医薬品このように、数字が小さいものほど「より慎重な取扱いが必要な成分」を含んでいることを示しています。
例えば、第三類に分類されるビタミン剤と、第二類の風邪薬を「効果」で単純に比較することはできません。
大切なのは数字の大小ではなく、自分の症状に合った成分が含まれているかどうかです。
判断に迷う場合は、薬剤師や登録販売者に相談して、適切な薬を選択するようにしましょう。

終わりが見えない「日本の薬不足」薬剤師発案の「医薬品版メルカリ」が解消の糸口に?

倉庫で眠る医薬品を必要とする人の元へ KMPZZZ/SHUTTERSTOCK

<供給不足なのに薬局では薬が大量廃棄されている。こうした無駄を解消すべく「ある薬剤師」が始めた取り組みが注目されている──>
2020年に後発医薬品メーカーの不祥事が発覚し、10社以上に業務停止命令が出て以降、日本全国で医薬品の供給不足が続いている。解消の兆しが見えないなか、「いつもの薬」がなくなる恐怖は誰にとっても人ごとではない。
その一方で、実は薬局では薬が大量に処分されている。
使用されないまま放置される「不動在庫」の推計額は1店舗当たり年間平均約20万円、全国では約117億円。
卸売業者からの仕入れには最小単位(ロット)の制限があり、特定の患者用に用意した薬も、処方変更が生じた時点でその大半が不動在庫となる。さらに薬には厳格な使用期限があり、それを過ぎた薬は廃棄するしかない。
こうした無駄を解消すべく、薬局間で医薬品の売買を可能にするプラットフォーム「イヤクル」が22年から運営を開始した。
代表取締役の佐孝尚(さこうなお)は、イヤクルの事業と並行し、北海道の薬局グループで執行役員を務める現役の薬剤師だ。

佐孝はグループ内全店舗で医薬品の廃棄金額を可視化し、余った薬を別の店舗に譲渡するシステムを構築することで6000万円分の不動在庫解消に成功していたが、社内だけの取り組みに限界を感じていた。
そこで、全国規模の協力体制を構想したことが起業の動機となった。

「イヤクルはアプリを通した出品者と購入者のマッチングサービスで、手本にしたのはフリマアプリのメルカリ。医薬品業界はDX化が遅れているため、使いやすいUI/UXを意識した」と佐孝は言う。
会費や利用料はかからず、出品価格には薬価の10%が手数料として上乗せされる。

佐孝が拠点とする北海道では都心ほど薬局が密集しておらず、地域で使わない医薬品を交換し、消化するには限界があった。
一方イヤクルでは、購入された医薬品は郵送で全国各地に届く。
物流インフラを活用することで、薬の供給が困難な地域への貢献という新たな価値も生み出した。

「『手に入らない薬をイヤクルで調達し、患者さんに渡せた』と感謝の連絡が利用薬局から多く寄せられ、地域の健康を支えるという副次的なメリットを実感している」

医療現場の限界と希望
現在イヤクルへの登録薬局は500店舗に上る。
その主な利用店は不動在庫が経営上の死活問題になり得る個人店だ。
また、薬局以上に大量の不動在庫と廃棄医薬品に頭を抱えるのが卸売業者だが、こちらでは思うように広がっていない。

「過去には、卸売業者が抱える500万円相当の不動在庫が、数カ月で全て購入された例もある。
サービスを普及させ、医薬品が一つも捨てられない社会を目指したい」

不動在庫が解消され、必要な人に届く社会が構築されれば、経済・環境・人命に利益をもたらす「三方良し」の構図となりそうだ。
しかし佐孝は「薬剤師にできることには限界がある」と本音も漏らす。

「国の財源不足から医療費が削減されるなか、薬価引き下げと供給縮小により、医療現場は『薬がない』『経営が持たない』という二重苦にあえいでいる。
厳しい状況だが、国の施策を待つだけでなく、自分たちでできる小さな助け合いの輪を広げたい」

本来捨てられるものに光を当て、社会で循環させることで新たな価値を創出する。
そんな利活用の仕組みが、現場主導の新しい医薬品ネットワークとして動き出している。

POINT(ニューズウィーク日本版SDGs室長 森田優介)
業界の中にいるからこそ気付ける課題かもしれませんが、解決策を考案し実現につなげられる人はそう多くありません。
イヤクルがより普及し、政策の後押しも得ながら医薬品ロス解消が進むことを願います。

【SDGs 世界の挑戦、日本の貢献】
酒井理恵(ライター)

妊娠中で飲める漢方薬は、ありますか?

妊娠中妊娠中でも飲める漢方薬はありますね。
ただ、妊娠中にリスクのある漢方薬もありますので、状態に応じてご提案があります。
また、慎重に対応した方が良いお客様は、提携のクリニックとご相談させてください。。

ほかの薬と併用してもOK?

自己判断せず必ず医師や薬剤師に相談を

「飲み合わせ」には、注意を払う必要があります。例えば大黄や茶葉などに含まれるタンニンは、鉄剤を服用していると吸収が減少してしまいます。

風邪で葛根湯や麻黄湯と西洋薬の咳止め薬を併用すると、効果が過剰になり有害になる可能性もあります。

飲み合わせ市販薬を併用する際は、自己判断はせず、必ず医師や薬剤師に相談してください。

どこで処方してもらえる?保険はきくの?

クリニック漢方薬は漢方専門クリニックや一般病院などで処方してもらえます。
一般病院でも約9割の医師か漢方薬を処方したことがあるといい、漢方薬も保険がききます。

ただし、すべての一般病院に漢方専門医がいるわけではありません。専門的な治療を希望するなら、漢方専門クリニックまたは漢方専門外来のある病院を選びましょう。ただし、漢方専門クリニックのなかには、保険がきかないところもあるので、事前の確認が必要です。

また、ドラッグストアでも医師の処方箋がいらない一般用漢方製剤(OTC医薬品)を購入できますが、安全性を考慮して成分量が抑えてあるため、効果は弱い場合もあります。

漢方薬と西洋薬では何が違うの?

病気の原因にピンポイントで有効な西洋薬と異なり、漢方薬では特定の原因のみに対応させた処方はしません。

あくまで、その人の体質(証)を見極め、証に合わせた処方です。そのため.同じ病名でも、証が異なれば異なる処方が用いられます。

西洋薬では薬を出しにくい不定愁訴に対しても、漢方では処方することができます。

からだ全体を整え、体質を改善しながら、マイルドに効いてくるのが漢方です。

また、西洋医療では症状が重なるごとに薬の量も増えてしまいがちですが、漢方は症状が重なっていても、証に合わせて基本的に一つの漢方薬が出されます。

症状の緩和、体質の改善とともに処方も変わります。西洋薬

手が届きに<い場所のツボはどうずればいいの?

自分の手が届くところにあるツボのみを紹介していますが、ツボは全身にまだまだあります。

手が届かない場所対応手の届かないところにあるツボは、テニスボールなどのボールを床とカラダの間にはさみ、圧をかけて刺激するという方法がおススメです。
痛みを感じる場合は、ボールをタオルでくるみ、カラダヘの刺激を調整しましょうね。

沢山(た<さん)のツボを押せば押すほど体調はよくなるの?

ツボを押す刺激によって、全身の気の巡りがよくなります。
そのため、多くのツボを刺激することが人によっては「負担」になり、だるさや疲れを感じることがあります。
また、ていねいに正しく押していると、たくさんのツボを押すのはかなり時間もかかるものです。
いくつか気になる症状をしぼり、症状が落ち着いたらそのツボはいったん押すのをお休みして、別のツボに移るのがいいですよ。

手が疲れる。何かいい方法はあるの?

手が疲れているときや、手のツメを切ることができないときは、道具を使ってみましょう。
IOO均で売っているツボ押し棒でもいいし、芯を出さずにボールペンの先端を使ったり、爪楊枝をIO本ほど束ねて先端で刺激したりする方法もお試してみましょう
とにかく、続けるためには無理をせず、うまく道具を活用してみましょう。

鍼灸治療を受けたあと、運動や`入浴をしても大丈夫ですか?

運動は控えたほうがよいでしょう。入浴して身体を温めるのは効果的です。

鍼・灸の治療後は全身の血行がよくなるので、運動すると疲労感が強く出てしまうことがあります。
また、治療後に痛みなどが軽減すると、いつもより身体を動かしすぎて、あとで強い痛みが出ることもあります。
このような場合、本来の治療効果が得られないので、治療後の運動は控えたほうがよいでしょう。

入浴については問題ありません。一般的に、鐵灸治療後に入浴して身体を温めると効果があるとい入浴われます。
ただし、いわゆる「鍼・灸あたり」をしたときは注意が必要です。鍼・灸あたりとは、鍼・灸の治療後に気分が悪くなることです。
一時的なもので、時間が経つと自然に回復しますが、この症状があるときの入浴は避けたほうがよいでしょう。

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